47 イト、オカシ
親しみにあふれる味と想いが詰まった〈イト、オカシ。〉のたこせん
おいしく食べて、楽しく過ごしてほしい。それが一番の願い。ただ、それだけ。
居心地が良くて気軽に来たくなるお店に。
のんびりとした住宅街ながらも、平日は通学・通勤、休日はウォーキングを楽しむ人が通るなど、ほどよくにぎやかな通り沿いにおやつのお店を発見!
お店のかわいいロゴが描かれた提灯に誘われるように、表通りから裏地に向かって細長く伸びるウッドデッキに入ると、すぐ右手にキッチンカーの大窓が隣接していて、たこやき、たこせん、たません、ミニ揚げたいやき、フランクフルト……と小腹満たしにちょうどいいメニューの数々。お店の奥には駄菓子が集まり、童心に帰ってワクワクしちゃいます!
「昔、僕がよく行っていたような、こなもんも焼いていて駄菓子もある。そんな店があるといいなと思って」
と、店主の岡さん。町工場が多い東大阪で生まれ育ち、子どもの頃はお小遣いを握りしめて近所のお店へ行っていたそう。お店のおっちゃんに憶えられて気さくに話をしたり、友人たちとワイワイ楽しく過ごしたり。かつて自分が体験した思い出の場を、富山の子どもたちにもその思いと仕掛けを込めて、昨年12月8日にオープンしたお店なのです。

キッチンカーの中でたこやきを焼いて、窓から手渡し。岡さんの人なつっこい笑顔と声にホッとします。


右がたません。ソースが効いて、パクパク食べ進む味
家族を大切に想う店主のあたたかで素朴なおやつ。
聞けば岡さん、富山市出身の奥さま、4人の子どもたち、5匹の愛犬と大家族! さらに、お店を始めて丸5ヶ月目となる今年5月8日に第5子も生まれ、ますますにぎやかで笑顔あふれる家庭に。そんな岡さんだから、子どもたちへの愛情、訪れる大人たちへの人情はひとしお。
「うちの子が外へ遊びに出かけた時、どっかようわからん所で無駄遣いするんじゃなくて、安くて、安心して、いつでも来れるような店に行ってほしいんです。昔、僕が通った店のような、そういう店をしたくて」
だから、岡さんのお店は会話も小気味よくて楽しいし、おやつは素朴ながらも思い出に満ちた味。
「昔から何かあったら家でたこやきを焼いていましたが、それでも、お店をするからには……と、めっちゃ焼きましたね。これも違う、あれも違うと試行錯誤して、自分の中から思い出の味を探す感じ。家族からは『またたこやきぃ?』と言われもしましたが、焼いたものを食べてくれて」
苦笑いしつつも、その表情は幸せそうで。

ビリケンさんが見守る中、細長くのびる店内。机の上にはリクエストノートが。「みんな、好き勝手書いてってますよ(笑)」とのこと。店主の好みが詰まった駄菓子コーナー。ガチャも発見!
よく通うお店の味が自分と地域の思い出の味へ。
今日のおやつは、甘くないおやつを。そんなときに、たこせんはちょうどいい。薄焼きのえびせんべいに、生地にもしっかり味付けされた熱々のたこやきを3つ挟んだ「たこせん」は、パリッとした食感に、たこやきのフワトロ、ソースとマヨネーズのまろやかさが重なっておいしい。むしゃむしゃ食べるのもいいけれど、ゆっくり食べるとえびせんべいが少し水分を含み、食感の変化も楽しめるんです。
たこやき無しで目玉焼きを挟んだ「たません」、たこやきも目玉焼きも挟んだ「たこたません」(平日限定)もあり、どれも大きいながらもペロッと食べられちゃう。
ほかにも小腹を満たすいろんなおやつがたくさんあり、お店に訪れる子どもたちのリクエストを参考に、クレープなど甘い系のおやつもスタンバイ。どれを選んでも心なごむ味わいで、店主の人柄と空間のぬくもりとあわさって、また立ち寄りたくなります。
しゃべって、食べて、笑って、帰る頃には、ゴキゲンに。
イト、オカシ

店舗情報
- 店名
- イト、オカシ
- 住所
- 富山市蓮町2-13-21
- 電話番号
- 080-6418-5662
- 営業時間
- 11:00~18:00(土日は17:00まで)
- 定休日
- 水・木曜
- @itookashi.8