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高岡市 中曽根

46 米粉のおやつ 紬麦

記憶に残り続ける時間とおいしさがある〈ツムギ〉のコーヒーゼリーパフェ

おやつもカフェも来てくださる人がいるからこそ。ご縁をつむぐこの場所で、感謝を忘れず続けたい。

わざわざ食べに行きたい魅力を持つおやつたち。

 木の扉をそっと開け、店内に入ってすぐ目に入るのが、米粉のスコーンや米粉のクッキー、スノーボール、ビスコッティといった米粉を用いた焼き菓子たち。こうばしくて甘い香りがふんわりと漂い、どれにしようかと迷っていると、コーヒーの香りも……。 
 目を向けると、そこにはハンドドリップでじっくりコーヒーを淹れるスタッフの姿。ネルフィルターからぽたぽたと落ちるコーヒーは雨雫がたれるようにゆっくりで、1杯を淹れるのに時間がかかってしまうけれど、トロッとした舌ざわり、苦味や酸味の奥にあるまったりとした飲み心地が格別。
「ネルは手間も時間もかかる淹れ方ですが、豆の個性を引き出せておいしいんです。せっかくお店まで足を運んでくださったのですから、自分が本当においしいと思えるものをきちんとお出ししたくて。娘もその気持ちでおやつを作っています」

オーダーを受けてから1杯ずつ豆を量って挽いて、丁寧にドリップ。コーヒーを淹れる時間は、漂う香りに癒されて。「せっかくご来店されて飲んでいただくのですから丁寧に。だから、あえてネルドリップで」と由紀子さん。待つ時間も贅沢!

ふたりでこだわって、手作りで。そうして生まれる心に響く味。

 聞けば、由紀子さんはコーヒーを含めたドリンクやフロア担当で、おやつを作っているのは娘の凜さん。親子で営む『紬麦』は2023年8月のオープン以来、オーナーである凜さんの想いやこだわりを親子でブラッシュアップし続けています。
「ずいぶん前から、私と母でずっとカフェをしたいねって話していました。母は内川のカフェで接客とドリンクを学んでいましたし、私は料理教室の講師を経験していましたので、ふたりのスキルを合わせるとできるのではないかと」
 お店をするなら、ふつうと違うことをしよう。その違いって何だろう……と考えてたどり着いたのが、米粉だったのだそう。
「富山のお米は甘みも粘りもたっぷりですから、おやつにしてもおいしくなるはず。私自身、食べるものに気をつかうタイプなので、作るなら富山県産の無農薬・化学肥料不使用の米粉でと考えました」
 富山県内の農家へあいさつに行き、思いを話し合い、託された大切な米粉。時には由紀子さんに相談し、米粉のおやつの試作を何度も繰り返したそう。
「このおやつならドリンクはこうしようとか、母も話してくれて……お互い妥協せず話せるのがいい。親子ならではですね」
 と笑い合うふたりの姿がとっても素敵で。

米粉のプレーンスコーンなど焼菓子は個包装。お土産にもGOOD。富山のハチミツ農家さんのハニーラテ。やわらかな味に癒されます。日々の慌ただしさを忘れるほど、おだやかな空気に満ちた店内

人と人の縁をつないでおいしい物語がつむがれて。

 だからこそ、今回のオーダーは「自家製エスプレッソアイスと富山ミルクアイスのコーヒーゼリーパフェ」に。オーガニックのエスプレッソを凜さんがゼリーにしてグラスに敷き、自家製ミルクアイスとエスプレッソアイス、米粉で作った焼菓子などを乗せた、かわいらしくも豪華なおやつ。もちろん、ドリンクはネルドリップで淹れる「オーガニック珈琲」で。どちらも食べ終わるのがもったいないと感じるほど美味!
「なるべく手頃で、無添加で、おいしいものが欲しいと思って始めたカフェです。無着色、無香料、無漂白でありつつも、プレゼントしたくなるかわいらしさも大切にしたい。食べた人が『米粉だとは思わなかった』と感じてもらえる食感を追求し、また食べたくなる米粉のおやつでありたいのです」
 と、キッチンに立つ凜さん。娘を支え、ドリンクを作って接客をする由紀子さん。〈縁をつむぐ〉きっかけでありたいその願いを店名に込めて、今日も親子でおだやかでおいしい時間がつむがれています。

高岡市 中曽根

米粉のおやつ 紬麦

店舗情報
店名
米粉のおやつ 紬麦
住所
高岡市中曽根2786-3
営業時間
11:00~17:30(17:00L.O.)
定休日
月・木曜、ほか不定休
Instagram
@tsumugi__toyama

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