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滑川市 加島町

45 お寺sweetsコンネ

ひとくち目から「幸せ!」と感じられる〈コンネ〉のマラサダ

自分がおいしいと思うおやつを作りたい。それが受け入れられるうれしさといったら!

かわいいルックスに軽い味。それでいて食べごたえ抜群!

「マラサダを買ってきたから、みんなで食べよう」
 友人たちに声をかけ、丁寧にコーヒーを淹れて。いざ、マラサダが入った袋を開けると、わあっと歓声が上がって。「マラサダって初めて食べるよ」「大きいね、中は何?」と興味津々。
 ラズベリーを乗せたものはベリー系のホイップ、抹茶のチョコレートが乗ったものは抹茶クリーム、生クリームやチョコクリームもあるよと伝えて、選んで、いざひとくちその瞬間から、顔を輝かせて夢中で食べ進める友人たち。もう、それだけで
「おいしい!」が伝わってきます。しっとりもっちり食感の生地には、たっぷりのクリームが入っていますが、あっさり軽やかな味わいなので、ぺろっと食べられます。
 富山ではまだまだ目新しいマラサダを作っているのは、なんと滑川にあるお寺。『お寺sweetsコンネ』としてテイクアウト専門でオープンしているんです。

季節限定も含めると20種ものフレーバーがあるマラサダたち(セット販売のみ)プレーン(生クリーム)のマラサダはトッピング無し。これだけでもかわいい。ひとつずつ丁寧に粉糖をまぶして。赤ちゃんの頬のような柔らかさがたまらない!

気軽に食べられるけれどとっておきにもしたいおやつ。

 店長であり、『獨勝寺』住職の妻である江里奈さんがお寺の片隅でお店を始めたのは、2022年7月のこと。ソフトクリームをメインに始めたものの、夏は酷暑ですぐ溶けてしまい、冬は極寒でなかなか……と、初めの半年は思わしくなかったそう。その中で、サブ的に出し始めたマラサダに人気が集中!
「正直、驚きました。でも、パン系のおやつも出していこうと考えていたので、うれしいです。以前、ハワイでマラサダを食べたことがあって、パン系のおやつを作るならこれだ! と思っていたんですよ」
 聞けば江里奈さん、ジャパンホームベーキングスクールの準師範。パン教室の講師資格も取得しており、お店と同じ場所でパン教室も開講しています。講師やお寺の仕事の合間を見てお店で出すおやつの試作を繰り返し、自分が理想とする味を追求していったそう。こだわりは、国産小麦粉や石垣島産のキビ砂糖など国産の材料で作ることと、仕上がりのかわいらしさ。確かに、素材がいいから、味もしっかりしていて満足感もあります。贈り物として選ぶ楽しみもあってステキ!

早朝から焼成、仕上げていく江里奈さん。ご住職が販売を手伝うこともあるのだそう。お寺の右側にある窓に青いのれんがかけられたら、オープン。売り切れ次第終了で、早いと昼前に閉店することも…

永く愛し続けたくなるお店をお寺でやるということ。

 お寺でお店をしようと考えたのは、子どもから年配まで幅広い年代の人たちに寺へ来てもらいたいという夫婦の想いから。今、お寺へ行くとなると、法事など決まった目的がある時のみで、世間ではなじみの薄い場所になっていることに憂い、「お店をしたら気軽に来れるかな」「やるなら富山で誰もまだやっていないものに挑戦しよう」と話し合ったそうです。
「昔、地域のお寺にはいろんな人が集まり、学び、人と人がつながる、地域に開かれた場所でした。うちは国宝を持つお寺ではないので、来るきっかけがなかなか無いと思います。だから、何かきっかけを作りたくて。パン教室を開いたのも学ぶ場としてですし、お店を開いたのも、地域のコミュニティの場のひとつになれればと」
 現在もパン教室の講師をするかたわら、ひとり、マラサダと生ドーナツを仕込んでいます。
「2日前から発酵させる長時間発酵の生地なんです。営業日に焼成しますが、なにせひとりで作るものですから、数が限られてしまって」
 と、申し訳なさそうに話すものの、お店へ訪れる人の笑顔や言葉から元気をもらえて、お店をして良かったと笑顔も。待っている時間に交流も生まれたりして、優しい出会いの場にもなっているようです。

滑川市 加島町

お寺sweetsコンネ

店舗情報
店名
お寺sweetsコンネ
住所
滑川市加島町1-854-6(獨勝寺内)
電話番号
076-475-0818
営業時間
11:30頃~(無くなり次第閉店)
定休日
月~水曜、日曜
Instagram
@pan_konne

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