料理長の技術とセンスが光る。伝統と革新の融合

オープンから26年、地元で愛され続けるANAクラウンプラザホテル富山1階の『カフェ・イン・ザ・パーク』。ホテルレストランならではの本格的な味わいを、気軽に楽しめるサンドイッチで堪能できることをご存じでしょうか。今回紹介するのは、みんな大好きお肉にこだわったサンドイッチ。一つ目は「ローストビーフサンドイッチ」。しっとりとした口どけを実現した主役のローストビーフは料理長が仕込みに強いこだわりを持ち、低温調理でじっくりと時間をかけて火入れをしている。何枚も重ねられたローストビーフは厚みがありながらも柔らかく、シャキシャキのレタスとの食感のコントラストが絶妙。二つ目はアメリカンスタイルの「クラブハウスサンド」。厳選した卵とベーコン、そしてフライドチキンを挟んだアメリカンを感じるボリューム満点のサンドイッチ。ひと口では食べきれないほどの厚みがあり、口に入れるたびに異なる食材のハーモニーを楽しむことができる。これらのサンドイッチを味わうのにふさわしい、開放的な空間も同店の特徴。窓際の席からは市内電車を眺めたり、城址公園の美しい桜並木を見たりと、ロケーションも格別だ。また、お客さんと料理長が会話を交わすとこがあるなど、アットホームな一面も垣間見える。料理長の経験と技術から生まれる料理、新進気鋭の若手スタッフによる創作料理、女性スタッフのセンスが詰まったスイーツメニューなど、伝統と新しさが融合された数々の料理がある中で、今日はローストビーフサンドイッチを頼んでみよう。

クラブハウスサンド。まさにアメリカンらしさ満点のサンドイッチだが、ホテルらしい上品な味わいも感じる満足度の高い逸品。（1,900円/単品）

ゲストが料理や空間を楽しむ最中、シェフの細やかな仕事さばきが垣間見える。